好評連載コラム 実務翻訳のススメ

形容詞・副詞

  1. 形容詞も副詞もともに修飾語の働きをします。
  2. 形容詞は直接または間接に名詞や代名詞を修飾します。形容詞は、種類・性質・状態などを表す性質〔状〕形容詞、数・量・程度などを表す数量形容詞、および「代名詞」の項で紹介したthis(that)、some(any)、which(what)のように、代名詞として用いられるだけでなく、そのあとに名詞を伴って形容詞の働きも兼ねる代名形容詞の3つに分類されます。
  3. 副詞は動詞・形容詞・他の副詞を修飾するほか、名詞・代名詞・句・節あるいは文全体を修飾することもあります。副詞は語源的にいってnowのように本来の副詞であるもの、greatly<greatのように他の品詞から派生・転用または合成したもののほか、意味の上でも時・場所・度数・方法・様態など様々な内容を表します。