第28章 関係代名詞の用法
前述のように、先行詞が「人間」を表す場合、ふつう関係代名詞は受ける格に応じて、who(主格)、whose(所有格、ただしwhoseは人間以外の「動物・事物」の場合にも用いられます)、whom(目的格)に使い分けられます。
who、whose、whomにはそれぞれ限定用法と継続用法があります。
Our president, who is overseas, will not be able to attend the meeting.
(社長は海外に出かけていて、その会には出席できないでしょう)
She was a chief instructor whose work attitude was beyond reproach.
(彼女は勤務態度に非難するところのないチーフ・インストラクターであった)
The man whom you met yesterday is a very skilled engineer.
(あなたがきのう会った人は大変熟練した技師です)