第25章 仮定法
現在の事実に反することを仮定・想像・願望するもので、動詞は過去形(be動詞はすべてwere)を用います。
- 現在の事実に反対の仮定・想像を表す場合
基本形: 「If + 主語 + 動詞の過去形・・・, 主語 + would(should、could、mightなど)+ 動詞の原形」
If I were not sick, I would make a trip round the world.
(=As I am sick, I will not make a trip round the world.)
(もし病気でなかったら、私は世界一周旅行をするんだが)
He would tell me if he knew, but he does not know anything about it
(彼は知っていたら教えてくれるのだが、そのことについては何も知らないのだ) - 現在実現不可能な、または困難な願望を表す場合
‘I wish’ ‘If only’ などのあとでよく用いられ、従節の(助)動詞は過去形をとります。
I wish the rain would stop for a moment.
(ちょっとでいいから、雨がやんでくれればいいんだけれど)
If only he would be more careful! (彼がもっと慎重だったらなあ) - 将来に対する期待・要望を表す場合
‘It is time’ のあとで「もう~してもよい時だ」(実際にはしていないが)の意味を表します。
It is time we were off. (もう出かけてもよい時間だよ)
It is time he came to pick me up for dinner.
(もう彼が夕食に私を迎えに来てもよい頃だ)