- 代名詞は文字通り、名に代えて、人や事物、場所、方向、時などを示す語です。
- 代名詞は、その内容からみて、ふつう、I、you、heなどのように人称を示す代名詞(人称代名詞)とthis、thatのように事物を指し示す代名詞(指示代名詞)、some、anyなどのように漠然と不定の人や事物または数量を示す代名詞(不定代名詞)、who、whichのように疑問を表す代名詞(疑問代名詞)などに大別されます。
なおこのほかに、2つの節を結んで、しかも前節の名詞の代わりの役目もする代名詞(関係代名詞)もありますが、これについては『関係詞』の項でとりあげます。 - 代名詞(とくに人称代名詞)は、名詞と同じように数・格・性があるほか、名詞の前に置いて形容詞の働きをしたり、時には副詞に似た働きをすることもあります。